私でもできますか?

これまで様々な相談を受けてきました。内容も様々ですが、相談者様のタイプもいろいろです。

事務所として受ける相談だけでなく、札幌司法書士会が実施している無料相談、法務局が実施している登記手続き案内の案内人を臨時職員としてやっていたこともあります。

一通り登記手続きの必要書類をお伝えしたあとに高確率で聞かれることがあります。

それは「私でもできますか?」という言葉です。

それに対し私はこう答えます。「人によります。」「場合によります。」

これは自分の仕事がほしくて意地悪で言っているわけではないのです。

登記と言っても実に様々で、一般の方が法務局の手続き案内に何度も通ってご自身で申請可能な場合もあれば、私たち登記の専門家である司法書士が様々な書籍を調べて、法務局に照会をかけて、そこまでやっても申請に至るまで数ヶ月必要とするような登記もあります。

また相談者の方の事務処理能力もその方によって違います。

「名前」と書いてある欄に「何を書けばいいの?」と聞いてくる方もいれば、事前にある程度自分で調べて、「これはこうですよね」と自分で作成した書面をお持ちになる相談者の方もいらっしゃいました。

後者のような方には「もう、あとは印紙を貼って提出すればいいので依頼せずにそのまま申請してください。」とお伝えすることもあります。(注:当事務所では現在書類の無料チェックは実施しておりません。)

そもそも登記自体はご本人が申請することには何の問題もありません。自分でするのは大変だなとか、自分でするのは難しいなという方が司法書士に依頼するのだと思っています。

なので、札幌司法書士会が実施している無料相談の場合は「とりあえずご自分でできるところまでやってみて、やっぱり難しいなって思った時には司法書士に依頼してください。」とお答えすることも多々あります。あくまでもご自身で手続きを始めてもあとでもめ事や困ったことが起こらないようなケース限定ですが。

ただ、一見簡単に見える登記であっても、登記の専門家からみると、「ここを気をつけないと後で困るよね。」と思うこともありますし、書類としては一見完璧、しかし後でもめ事に発展する可能性もあり、その辺は司法書士として神経を張り巡らせて書類を作成しています。

また相続登記などは、ご自分で行う場合、それなりに労力と手間がかかります。

「そんなことに時間使うならテニスに行きたいわ(これはうちの母です笑)」

「仕事があるから時間がないなあ」という方は専門家にご依頼ください。

 

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